24.09.28 18:00より
オンライン抽選販売スタート☁️[抽選販売を終了しました。応募ありがとうございました。]
売り上げの一部は、石川・能登半島地震及び水害への義援金として寄付させていただきます
RATface-綿雲
¥19,800
SOLD OUT
“RATface-綿雲” Ryuji kamiyama x Masahiko Tanoue Material: silicone rubber Color: white Limited quantity Size: w168,d140,h86 (mm) 作品上部の幅30mmのスリットを通して、様々なライトで、様々な置き方でどうぞ。※ライトは付属しません。 [plologue] 僕は子供の頃、電車に乗って学校に通っていた。駅までの道のりは少し遠くて、家を出るとしばらく歩かないといけなかった。いつも一人だったせいか、その道すがらや電車の窓から見上げる空が、僕の唯一の友達だったように思う。寂しさを感じるたび、ふと空を見上げては、雲を見つめる。形を変えて流れていく雲たちが、僕の退屈を、そして少しの孤独を慰めてくれた。 「これはクジラか?いや、もしかしたらランボルギーニかもしれない」 僕の頭の中では、雲はあらゆるものに姿を変えた。現実とは少し違う、僕だけの妄想の世界。そこには、時折Ratfaceという名前の雲が現れて、僕にさまざまな冒険を見せてくれた。彼がいると、もっと遠くまで想像の旅に出かけられたし、その瞬間、僕は一人じゃないと思えた。 大人になった今でも、時折あの頃のことを思い出す。 子供の頃の空を見上げていた時間が、どれだけ豊かで大切なものだったか。その感覚を、今の僕にしかできない形で、誰かに伝えたいと思う。 子供のようであり、大人のようでもある、そんな不思議な感覚を、同じように感じ取ってくれる人がいたら、そんな作品が作れたら、きっと素敵だと思う。 ーーーー 遥か昔から日本人クリエーター達は、自然現象を追いかけ表現を追求してきました。屏風絵で描かれる雲の抽象表現にインスピレーションを受け、現代の技で立体として解釈し雲の作品を作っています。 Ratfaceが現れる雲は、どんな雲かなと考えながら、そのための生成プログラムを調整したり、試行錯誤を経て、こんな綿雲の姿が立ち現れました。 [Creator] RYUJI KAMIYAMA 90年代初頭、グラフィック業界から衣服の世界へ。ブランド「FAMOUZ」として裏原宿での活動を10年行う。活動後、路上から公共に至る場所にてライブペイントを残す。2003年自身初個展を皮切りに、SF、LA、北欧などで展覧会を開催。近年は、国内での展示を中心に国内外での壁画やショールーム、ウィンドウを描き続けている。また、石川顕、JERRY鵜飼と共に“ULTRA HEAVY ”としての活動も行っている。 MASAHIKO TANOUE 京都を拠点に活動。リアルとデジタル。手仕事と大量生産。それらの間を行き来しながら、この世界を形作る自然現象や、物理法則そのものに宿る霊性。完全には近づけないその姿に対する畏敬の念を形にする。様々な領域を溶かし、もの作りの豊かな多様性ある未来を願う。 大手メーカーで国内外の白物家電のハード・UI/UXデザインを12年経験。現在は事業開発組織でクリエイティブを軸にビジネス開発兼デザイナーとして従事しながら造形作家として活動
RATface-入道雲[抽選販売終了しました]
¥198,000
抽選販売
"RATface-入道雲 " Ryuji kamiyama x Masahiko Tanoue Material: ABS like resin [Special formulation] / terrazzo / LED light bulb Color: White Size: w410,d240,h280 (mm) Edition: 3 ※こちらの作品は室内専用で、アウトドア用照明ではありません 光らない時も存在感のある、光る雲の作品です。黄変の可能性があるため、紫外線に長時間晒される場所への設置は避けてください。 [plologue] 僕は子供の頃、電車に乗って学校に通っていた。駅までの道のりは少し遠くて、家を出るとしばらく歩かないといけなかった。いつも一人だったせいか、その道すがらや電車の窓から見上げる空が、僕の唯一の友達だったように思う。寂しさを感じるたび、ふと空を見上げては、雲を見つめる。形を変えて流れていく雲たちが、僕の退屈を、そして少しの孤独を慰めてくれた。 「これはクジラか?いや、もしかしたらランボルギーニかもしれない」 僕の頭の中では、雲はあらゆるものに姿を変えた。現実とは少し違う、僕だけの妄想の世界。そこには、時折Ratfaceという名前の雲が現れて、僕にさまざまな冒険を見せてくれた。彼がいると、もっと遠くまで想像の旅に出かけられたし、その瞬間、僕は一人じゃないと思えた。 大人になった今でも、時折あの頃のことを思い出す。 子供の頃の空を見上げていた時間が、どれだけ豊かで大切なものだったか。その感覚を、今の僕にしかできない形で、誰かに伝えたいと思う。 子供のようであり、大人のようでもある、そんな不思議な感覚を、同じように感じ取ってくれる人がいたら、そんな作品が作れたら、きっと素敵だと思う。 ーーーー 遥か昔から日本人クリエーター達は、自然現象を追いかけ表現を追求してきました。屏風絵で描かれる雲の抽象表現にインスピレーションを受け、現代の技で立体として解釈し雲の作品を作っています。 私が幼い頃住んでいた家からは、ものすごく成りの良い入道雲が見えていました。近くの海と山によって出来ていたのでしょう。あそこまで大きな入道雲はなかなか出会えない気がします。 夏が来るたびに良い入道雲が来るのを見つけては眺めています。 Ratfaceが現れる雲は、どんな雲かなと考えながら、そのための生成プログラムを調整したり、試行錯誤を経て、こんな雲の姿が立ち現れました。 これは私の理想の入道雲の形のひとつです。 [Creator] RYUJI KAMIYAMA 90年代初頭、グラフィック業界から衣服の世界へ。ブランド「FAMOUZ」として裏原宿での活動を10年行う。活動後、路上から公共に至る場所にてライブペイントを残す。2003年自身初個展を皮切りに、SF、LA、北欧などで展覧会を開催。近年は、国内での展示を中心に国内外での壁画やショールーム、ウィンドウを描き続けている。また、石川顕、JERRY鵜飼と共に“ULTRA HEAVY ”としての活動も行っている。 MASAHIKO TANOUE 京都-大阪を拠点に活動。リアルとデジタル。手仕事と大量生産。それらの間を行き来しながら、この世界を形作る自然現象や、物理法則そのものに宿る霊性。完全には近づけないその姿に対する畏敬の念を形にする。様々な領域を溶かし、もの作りの豊かな多様性ある未来を願う。 大手メーカーで国内外の白物家電のハード・UI/UXデザインを12年経験。現在は事業開発組織でクリエイティブを軸にビジネス開発兼デザイナーとして従事しながら造形作家として活動。
RATface-綿雲[抽選販売終了しました]
¥19,800
抽選販売
“RATface-綿雲” Ryuji kamiyama x Masahiko Tanoue Material: silicone rubber Color: white Limited quantity Size: w168,d140,h86 (mm) 作品上部の幅30mmのスリットを通して、様々なライトで、様々な置き方でどうぞ。※ライトは付属しません。 [plologue] 僕は子供の頃、電車に乗って学校に通っていた。駅までの道のりは少し遠くて、家を出るとしばらく歩かないといけなかった。いつも一人だったせいか、その道すがらや電車の窓から見上げる空が、僕の唯一の友達だったように思う。寂しさを感じるたび、ふと空を見上げては、雲を見つめる。形を変えて流れていく雲たちが、僕の退屈を、そして少しの孤独を慰めてくれた。 「これはクジラか?いや、もしかしたらランボルギーニかもしれない」 僕の頭の中では、雲はあらゆるものに姿を変えた。現実とは少し違う、僕だけの妄想の世界。そこには、時折Ratfaceという名前の雲が現れて、僕にさまざまな冒険を見せてくれた。彼がいると、もっと遠くまで想像の旅に出かけられたし、その瞬間、僕は一人じゃないと思えた。 大人になった今でも、時折あの頃のことを思い出す。 子供の頃の空を見上げていた時間が、どれだけ豊かで大切なものだったか。その感覚を、今の僕にしかできない形で、誰かに伝えたいと思う。 子供のようであり、大人のようでもある、そんな不思議な感覚を、同じように感じ取ってくれる人がいたら、そんな作品が作れたら、きっと素敵だと思う。 ーーーー 遥か昔から日本人クリエーター達は、自然現象を追いかけ表現を追求してきました。屏風絵で描かれる雲の抽象表現にインスピレーションを受け、現代の技で立体として解釈し雲の作品を作っています。 Ratfaceが現れる雲は、どんな雲かなと考えながら、そのための生成プログラムを調整したり、試行錯誤を経て、こんな綿雲の姿が立ち現れました。 [Creator] RYUJI KAMIYAMA 90年代初頭、グラフィック業界から衣服の世界へ。ブランド「FAMOUZ」として裏原宿での活動を10年行う。活動後、路上から公共に至る場所にてライブペイントを残す。2003年自身初個展を皮切りに、SF、LA、北欧などで展覧会を開催。近年は、国内での展示を中心に国内外での壁画やショールーム、ウィンドウを描き続けている。また、石川顕、JERRY鵜飼と共に“ULTRA HEAVY ”としての活動も行っている。 MASAHIKO TANOUE 京都を拠点に活動。リアルとデジタル。手仕事と大量生産。それらの間を行き来しながら、この世界を形作る自然現象や、物理法則そのものに宿る霊性。完全には近づけないその姿に対する畏敬の念を形にする。様々な領域を溶かし、もの作りの豊かな多様性ある未来を願う。 大手メーカーで国内外の白物家電のハード・UI/UXデザインを12年経験。現在は事業開発組織でクリエイティブを軸にビジネス開発兼デザイナーとして従事しながら造形作家として活動